平成10年に担当した「本宮三之御柱用材」で作られたこの御守りは、記念として区民に配布されたものです。断面から木っ端であることがわかる素朴な木札ですが、当然非売品で、祭りで売っている御柱グッズとは比較にならないほど貴重なものです。御柱祭にはこれを持参します。私は首にかけて御柱を引っ張りました。長さは約5センチです。
右は、平成16年に担当した前宮二之御柱のお守りです。前回の御柱祭には区長と頭郷総代を兼ね、今回は「わなぐり」担当で活躍している知人から頂きました。ヒモまで付いてあり即首にかけられます。
誰が作ったのかと聞いたら、「私が」と涼しい顔で答えが返ってきました。淡々と配る姿を見るとそれ以上のことは聞けませんでした。「動」だけが目立つ御柱祭の中にあって、このような形で祭りを楽しみ奉仕するのも一つの方法だと感心しました。