御柱紹介 /

耐震補強御柱 諏訪市湯の脇 17.8.16

白山社の御柱 旧甲州街道からは、私のように「神社神社」で頭がいっぱいになっている人でないと、その姿は見えません。
 狭い急な石段の先に、斜面の一部を削って得たわずかな境内に白山社がありました。斜面上部には土砂崩れ防止の柵がありますが、下は直下を通る小道までスパッと切れ落ちています。
 重機も入れませんから、御柱を建てるのは容易ではないことが想像されます。穴も深く掘れないのでしょう。そのためか立木に金属バンドで固定されています。
 この神社は加賀の白山(信仰)がベースですから、「御柱は不要なはず」と言うより建てるべきではありません。御柱の無い本来の姿に戻せば楽でいいのに、と私は考えますが、地元にはそれなりの事情があってのことでしょう。もっとも、隣には先宮と児玉石という古い神社がありますから、「御柱命」という御柱男がついでの勢いで建ててしまうのでしょう。

白山社 26.11.30

白山社と御柱 再来年が御柱年です。四年経過した一之御柱の現状を危険と見たのか、四之御柱と一緒に固定されていました。
 遊び半分で、9年前の写真サイズに揃えてみました。ところが、玉垣の柱を比較すると、左にやや傾いています。この間にあった地震の影響と思われますが、確証はありません。

 なお、社前の神号碑に合わせて、白山神社を「白山社」に改めました。