前宮から諏訪ICへ向かう橋の袂に、私としては忽然と言える公園が出現しました。まだ工事中ということもありますが、コンクリートで固められた一画にある円形の池と東屋は洋風の造形で、ここ前宮の地としては何か異様に見えました。
「極普通の池に自然石の護岸・芝生に木陰のできる木を植えればそれで充分」と思いますが、公共事業として、あるいは補助金をもらうとこうなってしまうのでしょうか。写真中央の御柱をモチーフにしたステンレス柱の間に、姫宮社とささやかな杜が見えます。
平成24年になって「ツルハラ」と「ユーパレット」が開店し、さらにホームセンターも工事中です。ここで取り上げたこともあって、姫宮や公園の現状がどうなっているのかを確認することにしました。
建物の陰で見えないので直前まで危惧していましたが、公園は健在でした。しかし、左側が緑あふれる宮川の堤防であっても、真夏は熱中症の“巣”となりそうです。
「本地区の適正な土地利用が 図れるように土地区画整理事業を施行し、道路、公園等の公共施設の整備改善を行い、健全で良好な居住環境を備えた新市街地を造成することを目的としています」とある「茅野市安国寺姫宮土地区画整理事業」ですが、現在は、西松屋・ドン・キホーテ・ナフコが並ぶ一大ショッピングモールとなってしまいました。茅野市民ではないので、あれこれと口を出す権利はありませんが…。