御柱紹介 /

神長官守矢史料館の御柱 茅野市高部 22.1.31

神長官守矢史料館 元旦から、「神長官守矢史料館」で企画展「守矢文書に見る御柱祭−寅年の古文書−」を開催しています。連日の寒さに腰が重くなっていましたが、最終日とあっては“やむを得ず”に行ってきました。
 以前より史料館の「御柱」を紹介しようと思っていましたから、この日にその写真を撮ったことで一気に筆が進みました。曇りとあって色に精彩がありませんが、正面から撮った、正確には「御柱をモチーフにした」資料館の「シンボル」です。

神長官守矢史料館の御柱 平成3年に開館と言いますから、「地元産のイチイ」は白化しています。垂れたような黄褐色の部分は、上の写真から推察すると、剥げ残った防腐剤でしょう。薙鎌は「枯れ木」に打ちつけたので、(呑み込まれることなく)当初の姿が保たれています。
 資料館の「シンボル」は、知らなければ「庇を貫いた木四本」でしょうか。茅野市のHP「神長官守矢史料館」では、史料館を「建物の基本設計は東京大学藤森照信教授が行いました。藤森教授は諏訪の建造物の特徴や中世の信仰のイメージを取り入れつつ、新たな発想の史料館を建築しました」と紹介しています。神長官守矢史料館を訪れたら、必ず屋根を見上げてください。