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三峯社と岡田神社 松本市岡田 28.10.28

三峯社の「お小屋がけ」

 blog『松本市の最近の…』に、「松本市の伝統行事」として〔三峰様のお小屋がけ〕を見つけました。他に資料がないので、全文を転載しました。

※ http://blog.goo.ne.jp/momosi77
 松本市岡田下岡田の田中地区の「三峰様のお小屋がけ」は、江戸時代から続いている伝統行事です。
 お小屋がけを行う前に、前年のお小屋がけに用いた古い杉の葉を取り除き、高さ2mの鉄製の台の上に置かれている木製の祠を取り出します。
 その後、埼玉県秩父市三峰298-1の三峰神社より届いた災い除けのお札を祠の中に納め、写真のように新しい杉の葉で祠を覆い、しめ縄を巻きます。
 2016年には、紙垂(しで)6枚、牛蒡注連(ごぼうじめ)6本を用いていました。

 設置場所が「松本市岡田下岡田180番地あたり」とあるので、番地表示のネット地図で確認すると、おおよその場所がわかりました。ストリートビューで走ってみると、三叉路に写真と同じものが表示したので、その場所が特定できました。

下岡田の三峯社

 駐車場は、近くにある岡田神社を利用する計画でした。ところが、駐車場と言えるものはありません。唯一あるのが三台分というスペースですが、そこには「出入口駐車禁止」のボードが…。やむなく人家が途切れる山際まで上(のぼ)り、畑の片隅にその場所を確保しました。

岡田の三峯社

 スマホの『グーグルマップ』で表示している道、写真では右上の岡田神社から下ってくる道を歩いていますから、「あの生垣の向こうにある」通りに、三峯社と道祖神が現れました。便利な世の中になりましたが、探し回ってようやく見つけたという感動はありません。

三峯社 スギ葉で全て囲ってあるのは、松本市大村の大宮神社境内にある三峯社と同じです。二社という限られたサンプルですが、松本市の北東部にある三峯社がこの形式ということになります。


岡田の三峯社 正面に切り込みがあります。カメラで覘くと、ファインダーに、家庭の神棚に置かれるような小さな祠が映っていました。
 扉が閉じているので確認することはできませんが、ここに「御眷属拝借之札」が納めてあるのでしょう。
 隣には道祖神があるので、道は狭くとも、古くから下岡田を代表する辻であるのがわかります。往復となりますが、その一つの道をたどって岡田神社へ戻りました。

岡田神社

松本市岡田神社拝殿

 境内にある『岡田神社由緒』です。

祭神 保食神(豊受大神)
 神域四千二百二十四坪
 宝物 古鏡 紋章 随神 文献
創立詳ならざるも、口碑に白雉五年(659)五穀守護神保食神を勧請。延喜の制に式内神社となる。又、昔木曽義仲の配下岡田親義並松本城主水野侯元旦及び臨時に参拝ありしと伝う。
明治五年郷社に列し、大正八年より本県知事参向し神饌幣帛料を供られしが、昭和二十年宗教法人法の定により止むに至れり。

昭和三十一年三月
 式内岡田神社社務所

松本市岡田神社 式内社に比定されている古社ですが、ネット上では多くの方が取り上げているので、ここでは紹介しません。
 写真とは逆になりますが、この参道を下って右の道を選ぶと、三峯社がある辻に行くことができます。