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酒造りとは関係なかった三峯社 松本市島立 永田 1.12.14

 明日は気温が上がるという予報に、このところ暖め続けていた松本市の三峯社巡拝を一気に進めることにしました。取って返して辰野町の三峯社も、と欲張りました。

 巡拝コースですが、一社が松本ICに近いので高速道路を使うことにしました。日が短いので現地にはできるだけ早くということですが、(毎回の)ぐずぐずして出発時間が遅れることを見込んでの計画です。

島立(新村) 三峯社参拝 1.12.9

 『松本市史 民俗編』で、「新村(にいむら)の下新(しもにい)に杉葉で葺いた三峯社がある」を読みました。ストリートビューで走りまくってようやく見つけた三峯社ですが、その通りの景観が現れました。

アルプス正宗醸造元 亀田屋酒造店と三峯社
三峯社亀田屋酒造店

 道の右側に並行して用水が流れています。その右側が、地図では「アルプス正宗醸造元 亀田屋酒造店」とある敷地ですから、講ではなく、酒造会社お抱えの三峯社と考えました。

島立 三峯社

 人間で言えばトラ刈りの頭髪を連想してしまう、大枝を何本か乗せただけのような屋根でした。それでも、お仮屋の体裁を保っていますから遠路来た甲斐がありました。
 松本平でも西部(上高地寄り)なので、ピラミッド型の常念岳は即座に指差せますが、写真左上の冠雪は「あれは穂高だろうか」と確信を持てません。

島立の三峯社 隙間から覗き込むと、「島立」のみのシンプルな講社名が確認できます。これを、最後の一枚として撮りました。
 道向こうの畑にいる男性から、「(祭主の都合で)三峯社の管理(祭祀)を酒造会社にお願いした。会社はバスツアーの立ち寄り地になっていて、観光バスが何台も来る。今社長がいるから、詳細は中で訊いた方がいい」などと聞き出すことができました。

 売店のカウンターに立つ(専務と思われる)女性に、「三峯社は当社のものではなく、講に敷地を貸しているだけ。3月下旬に屋根を葺き替えている」と聞き出せました。先ほどの話と食い違いますが、こちらを「正」としました。
 また、「用水路の向こうが新村で、こちらは島立(しまだち)」から、『松本市史』の記述は、社地が字界の極近にあるがために新村と勘違いしたと考えました。

 次は、松本市では北部に当たる岡田の三峯社です。