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下辰野の三峯社 辰野町下辰野 2.1.4

 明日は気温が上がるという予報に、このところ暖め続けていた松本市の三峯社巡拝を一気に進めることにしました。取って返して辰野町の三峯社も、と欲張りました。

下辰野三峯社参拝 1.12.10

 松本からの帰りなので、善知鳥(うとう)峠からの辰野入りとなりました。
 ナビが指示した斜めとなる分岐の先は、1.5車線幅です。躊躇している内に通り過ぎたので、慌てずに、別方向から向かうことにしました。ナビに言われるがままに従うと、辰野駅前・三輪神社前と過ぎ、狭い小路を登り詰めると、目的地とした法雲寺でした。計画通りに駐車場を拝借し、本堂前で礼拝と駐車場を借りたことを報告してから、ここへの直前に見えた三峯社まで戻ります。

下辰野三峯社
三峯社(上が法雲寺)

 その前に立つと、法雲寺駐車場の法面の一部を拝借しているように見えて違和感がありました。後に、その間には段々畑があり、その石垣上に鎮座していたとわかりましたが…。

辰野町の三峯社 お仮屋には紙垂が付いたソヨゴが飾られ、その前には洗米が散らばっています。杉葉の色で最近屋根を葺き替えたことがわかっていましたが、それもごく最近のことと知りました。
 失礼して隙間から実体調査する(覗き込む)と、二枚重ねの御札前面に「御祈祷神璽」が確認できました。背後の札には講社名「寺小路」があるので、「御眷属拝借の牘」と思われます。御眷属拝借の実際のシステムは未経験ですが、代参なりで三峯神社で御祈祷を受けると、この「御祈祷神璽」が拝受できると考えました。

下辰野

 法雲寺の駐車場から、三峯社が見下ろしている集落を撮ってみました。地元の人なら幾つかのランドマークを挙げることができると思いますが、私は家々としか説明できません。

三峯社と庚申塔

辰野町庚申供養塔 三峯社の左に並んでいた正体不明の祠と、下部に「二匹の動物」らしきものが確認できた石塔です。
 写真で持ち帰って読み取ると、推測文字と、「願主」が改行されていないなど奇妙な銘文になりましたが、「延宝八年 奉造立庚申為供養也願主 七月吉日 女四人」となりました。因みに、延宝8年は「庚申」の年でした。

二猿 庚申塔とわかってさらに調べると、「庚申塔=三猿」のイメージで凝り固まっていましたが、「二猿」もあることを知り、これからも出会うであろう石造物への知識を増やしました。
 祠は正体不明のままですが、左に置かれた、上部に「風雨日順調」と彫られた石柱は、その大きさから幟枠としました。短いと言えますが、この壇上に立っていたとすれば納得できます。

庚申塔の銘

 図書館に『辰野町の石造文化財』があるのを知っていたので、正月明けに調べてみました。「奉造立庚申供養也 願主 敬白 延宝八年七月吉日 □□□□廿五人」では承服できない部分もありますが、相手は教育委員会なので逆らわないことにしました。