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大杭社宮司社 小諸市山浦宮ノ前 30.12.23

 旧北佐久郡山浦村には、社宮司社が2社あります。ここでは、『長野県神社庁』に載る「社宮司社」を、小字「大杭(おおくい)」を冠して「大杭社宮司社」としました。

大杭社宮司社参拝 30.8.25

 小諸市「山浦」は、地図では八ヶ岳高原線(JR小海線)と北陸新幹線に挟まれています。そんなことを全く意識しないまま、ナビの指示で「えー、こんな道を」という一車線巾の道を下ります。すぐに神社の横に到達したことから、「これは地元でも知られていない秘密の近道ではないか」と、一瞬ですが思ってしまいました。
 車を降りて振り仰げば、本来は神社の脇を抜けて山仕事に使う道と想像できます。それが、新たに開通した高規格道路が要因で、立ち寄り参拝者には大杭の集落を通らずに直接神社へ向かう道となったことがわかりました。

大杭の産土社「社宮司社」

 長野県歌『信濃の国』に「松本・伊那・佐久(さく)・善光寺、四つの平は肥沃の地」と登場する佐久の神社は、コスト高の両部鳥居が全盛です。それを、「平と肥沃の地」から除外された諏訪では見馴れぬからといって「諏訪系の神社に両部鳥居とは何事だ」と否定することはできません。
 そのやっかみは別として、佐久は諏訪神社が多い地ですが、両部鳥居からも(諏訪大社がある)諏訪とは文化圏がまったく異なっていると見ることができます。

大杭社宮司社拝殿 つい最近建て替えたとわかる鳥居をくぐり、石垣からはみ出した形状から社殿を拡幅したことが想像できる拝殿の前に立ちました。


大杭社宮司社 本殿を拝観すると、ご覧のような有様です。諏訪から来た立ち寄り参拝者である私は、それを嘆くより、祭神がミシャグジでは無理もないと頷いてしまいました。
 本殿右手前に写っているのが手筒花火の筒であることに気が付きました。佐久でも、例祭日には花火の奉納があったことが窺えました。

大杭社宮司社

 社殿下の参道から、大杭の集落と、ここからは見えない千曲川を撮ってみました。遠景は小諸市でしょうか。