諏訪大社と諏訪神社トップ / 諏訪の神社メニュー /

石棒と“木棒” 諏訪市湖南南真志野 27.8.1

 小字(こあざ)がわからないので、南真志野(まじの)としか言えません。その鎮座地を知ってしまえば、中央自動車道の下り線からが一番のビューポイントなので、“ながら遙拝”することも可能です。もちろん、運転にそんな余裕はありませんから、私はチラッと目をやるだけです。

御社宮司社 左が、平成20年4月25日に撮った、その祠二棟です。桜が満開という季節ですが、高曇りに加え樹下の神域とあって彩度は低めです。
 実は、以前より紹介しようと思っていたのですが、ようやく今日という日にこぎ着けました。

 見てくれは何の変哲もない石と木の祠ですが…。まずは、(板宮という呼称もありますが)右側の木祠を覗きます。

石棒

 正面からは神体の「石棒」が見えますが、側面下部を透かすと(石棒に対しての)「木棒」が置いてあります。大きさは、自分のモノと比べればはるかに大きいのですが、…人それぞれなので比較の対象にはなりません。
 身舎の側面に「奉納 辻・中屋 太子講」と墨書してあります。「何だ、聖徳太子を祀ってあったのか」と改めて見直しましたが、このセッティングはどう見てもミシャグジそのものです。やや悩みましたが、これは「太子講が御社宮司社の祠を奉納した」と理解してみました。

ミシャグジと「御社宮司社」 こちらは、左方の石祠に納められた木棒と「丸石」です。同じ玉垣内にあるので、余所者の自由な発想で「“相方”の石棒に対しての丸石」と位置付けしてみました。
 最後は、祭祀者にお墨付きをもらわなければ御社宮司社かどうかもわかりませんが、幣帛の白さから、現在も祭事を連綿と行っていることは窺えます。

中央道と御社宮司社

 中央自動車道と市街地を背景に撮ってみました。私は、下り線の通行時には、賽の神ではないので道中の無事を祈ることはしませんが、「そろそろ見えるかな」と気にしてしまいます。