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太古の杜 14.3.3

稲荷社

 上社本宮の三と四之御柱の間にある祭神名不詳の祠三座。背後の倒木と、小さいながらも風雪で色が枯れた御柱が独特の雰囲気を醸し出しています。杉の背後から、今にも神様が顔を出しそうな…。その姿はコロボックルの大きさで、ヘアスタイルは角髪(みずら)と古墳時代の服装しか浮かびません。
 後日この場所を訪れると、和紙に「稲荷大明神」と書かれた小さな幟がありました。木の陰でおコン様が笑っていた! それにしてもお稲荷さんに御柱とは。

カタクリ 平成14年4月14日

カタクリ お稲荷さんの御柱の根方に、…カタクリが。上写真と同じ場所ですが、一ヶ月後のこの時期に踏み入ったのは初めてだったので、思いがけぬ出会いにびっくり。周囲にも、数輪がひっそりと紫の頭巾を垂れていました。
 この場所に生きる草花にとって、御柱年は試練の年です。建て御柱で大勢の氏子に蹂躙(じゅうりん)され土は固く締まります。しかし4年経った今、幸いにも訪れる人がいないためか地力は回復しているようです。
 それにしても注意していないと見落とすほどの地味な花です。木漏れ日も少ない薄暗い杜で微かに揺れている姿は、人目を気にせず自分のためだけに咲いているように見えました。

カタクリ 平成17年4月23日

カタクリ 一年前は、建て御柱で掘り返されたり踏まれたりと、さすがの雑(野)草も息絶え絶えと思っていましたが、「そんなことあったっけ」と一面に小さな葉を広げていました。カタクリの特徴ある葉も散在しています。
 お稲荷さんの石垣直下から一輪だけ咲いていた花をマクロで撮ってみました。ピントがバックの苔に合ってしまいましたが、シャープを強めにかけてごまかしたのが上の写真です。