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ミシャグジと石棒 1.7.15

祠に奉納された諸々の「石」

 通称「西山」と呼ぶ山並みが、諏訪盆地の西を縁(へり)の如く走っています。その中腹に、等高線を微妙に上下しながら走るのが旧道で、大祝や神使が野焼神事や廻湛に使った道とされています。私は何回か歩く機会がありましたが、それらの故事を思い起こしながら歩いても、当然ながら靴底からは何も伝わってきません。

 習焼神社からその旧道に合流するには、10%以上の勾配がある結構な坂道を登ることになります。その道中で、家族連れが川向こうの人家の間に消えていくのを見ました。
 そこにあるのは人一人が歩ける細道と知っています。この辺りは等高線に沿った直路(すぐじ)が何本もあって興味深いのですが、私道との区別がつかないので、その奥を極めるのは遠慮していました。
 さっそく大手を振って同じ道に踏み入ると、山手にある人家の一画に石祠があるのを見つけました。


 この景観ですから、住人の目を気にしながら素早くカメラに収めました。

 自宅で拡大してみると、祠の前に、先祖代々または現当主がコレクションしてきたかのような石棒や陰石らしきものが並んでいます。
 いかにもそれらしい祠に見えます。しかし、神格に関わらず一律に御柱を立ててしまう諏訪人ですから、それをもってミシャグジを祀っていると決めつけることはできません。湖南は稲荷社が多い地区ですから、確率で言えば稲荷社でしょう。

私が持つミシャグジのイメージ

 今までに得た知識や目撃例から、私が持つ「ミシャグジ」をイメージとして並べてみました。

■ 多くの表記がありますが、「ミシャグジ」に統一しました。

 (諏訪郡)原村在住45年ですが、生まれも育ちも“諏訪”でない私が考えると、まだ漠然としたものですが、こうなりました。