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習焼神社摂社「流鏑馬社例祭」 諏訪市湖南 20.4.22

流鏑馬社祭 習焼神社の例祭に先立ち、習焼神社摂社の流鏑馬社祭がありました。
 10時、小忌衣(おみごろも)を羽織った氏子が、旗(幟)・鏡・薙鎌・弓を捧持して習焼神社境内から県道を挟んだ流鏑馬社へ向かいます。
 写真の通り竿が結構長いので「見た目より重い」と声が聞かれ、終点の流鏑馬社では鳥居・境内とも小さいので、中に入れるのに苦労していました。

流鏑馬社祭 境内が狭いので、神職や氏子代表が並ぶと余裕が全くありません。神事の邪魔になりたくないので、私は瑞垣のイチイに半ば埋もれながら下枝に足を掛け、カメラを頭上に掲げて撮るというスタイルになりました。
 祭主は習焼神社の宮司です。諏訪大社から独立した神社のネットワークがあるのでしょう。“応援”に駆けつけたと思われる見慣れない神職もいます。諏訪大社の平林宮司も参列していますが、今日は“来賓”の立場なので羽織袴姿です。ここでも、習焼神社と同じく、(後で知った一升一合の)草餅が献饌に加わっていました。

流鏑馬社神事「射礼」

 習焼神社の宮司が流鏑馬社前の道に立ち、赤い鏑矢をつがえます。北に向かって、上と下へ射る所作をします。次に、掛け声と共に天に一本と地へ一本射ます。役員が矢を拾って神職に手渡すと、向きを南に変えて同じように二本射ました。
 この後、習焼神社へ戻り、午後から習焼神社の例祭が行われます。

 翌朝の新聞記事には「末社の流鏑馬社では古式祭が行われ、神職が西方の天と地、東方の天と地に計四本の矢を放って邪気を祓い、五穀豊穣を願った」とありました。
 実は、流鏑馬社前の道は、(北)北西から(東)南東へ延びています。かつての流鏑馬馬場での神事から東西が基本なのでしょうが、現在の道と住宅事情では不可能でしょう。