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矢島氏発祥の処 諏訪市神宮寺 14.4.6

矢島神社? 駐車場と諏訪大社の往復で済ます人にはまず無縁のスポットです。南鳥居から、上社本宮の境内を背にして歩き始めると三之鳥居が望めます。その手前、道の左脇に新しい石造りの垣があります。鳥居があるので神社のようですが、一畳相当という狭い境内のため、垣根が邪魔をして何の石碑か読み取れません。

矢島氏発祥の処の碑文 これが、「おっ、何だろう」と、石柱の隙間から斜めに見上げて碑文を読んだ人だけが知る「矢島氏発祥の処」です。しかし、何故ここが「矢島氏」なのか分かりません。
 先日、諏訪大社関係の本を読んでいたら、諏訪神社上社の社家である「権祝(ごんのほうり)」は矢島氏と書いてありました。この先に「旧権祝邸」がありますが、権祝の矢島氏は「高部」が発祥の地ですから、古くに別れた分家の子孫か勧進して、超小規模ながら建立したのがこの「矢島氏発祥の処」としました。

 右の「矢島一族」の「巻」は「マキ」で、同族や一族のことを意味するそうです。例えば、○○一族を祀る祠を「○○マキ祝神」と呼びます。これに倣うと「巻」と「一族」のどちらかを省略したほうがスッキリします。しかし、これはあくまで本からの受け売りです。祝神を持たない私が主張しても、「馬の骨が何を言うか」でしょう。