上社の御柱祭「山出し」が終わったので、一区切り付けていました。そんな時に手にした新聞に、「注連掛祭(しめかけさい)」の見出しが…。油断していました。注連掛祭は山出し終了の翌日でした。
代わりに、「下社の注連掛山口祭」を見学することにしました。一週間後に下社の注連掛へ向かうと、昨日LCV(地元ケーブルテレビ)で見ていたものが、雨で濡れた光景となって現れました。右の柱が、最大柱「秋宮一之御柱」です。
11時、神事はテントの下で始まりました。雨音で神事次第の「降神・昇神」の声は聞こえませんが、「おー、おー」は警蹕(けいひつ)に間違いありません。
三々五々というタイミングですが、“集結”した御柱を見物にやってくる人が絶えません。
宮坂光昭著『諏訪大社の御柱と年中行事』に、以下のようにあります。
注連掛山口祭がいつ頃から行われたのか・なぜ「白樺」なのか、詳細に書かれた本・資料がないのでここまでです。意外と新しい神事なのかもしれません。