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春宮の御神体

 諏訪大社は「撮影禁止」を謳(うた)っていませんから、自由に写真を撮らせてもらっています。ただし、節度は守っています。
 「普及」という言葉が相応しくないほど一般化したデジカメの世界では、フィルムカメラ、とわざわざアンダーラインを引く時代となりました。現在は、レンズ一体式なら、かつては余りの高額で夢のまた夢だった10×以上の高倍率カメラを容易に手にすることができます。そのため、無理をして対象物に近寄らなくても済むようになりました。

春宮の神体木
最奥が御神木の「杉」

 幣拝殿と片拝殿の間にある格子から神木を撮ってみました。オートではピントが格子に合ってしまうので、神木と同距離の代替物でピントをロックしました。ロックと言ってもシャッター半押しを保持するだけなので、簡便なこの方法がお勧めです。露出も固定してしまいますが、これは後で修正できます。
 撮影談義になってしまいましたが、本題は春宮の神木です。「春宮の」と但し書きが入るのは、秋宮と異なり「杉」となっているからです。注連縄が掛けられた囲いの向こうは境内の端に当たるため、ここからは「かなりの樹齢」と言えるだけで具体的な大きさはわかりません。

 まだ「社殿」という概念がなかった諏訪大社下社の草創期では「木が御神体」だったはずですが、今は人間が造る見栄えの良い建造物に目が奪われて、この神木に目とカメラのピントを合わす人はいないでしょう。