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下社春宮の月次祭 18.4.1

 毎月1日にあるのが下社の月次(つきなみ)祭です。下社は半年ごとに祭神が遷座するので2月から7月末までは春宮で執り行われます、とここまで書いて、2月と8月の同じ1日に行われる遷座祭ではどちらで月次祭を、と疑問を持ちました。祭事表を調べると、遷座祭のみで月次祭のことは載っていません。省略する事はあり得ませんから、2月1日の秋宮から春宮への遷座時は、祭神が春宮へ移った後に行われるのでしょう。

神楽殿に巫女さんが

 10時少し前でしたが、神楽殿に座る巫女さんの緋袴を見て神事はすでに始まっていることが分かりました。巫女さんの前は大総代のダークスーツの背中で占められ、その頭上から幣殿の一部が望めます。こんなシーンは珍しいので何枚も撮ってしまいました。
 下社は、春・秋宮とも幣拝殿の前が神楽殿という社殿配置になっています。神事が行われる幣拝殿の正面にカメラを向けたいのですが、お尻を神楽殿に控えている大総代に向けるわけにはいきません。神楽殿の脇で見守りました。

月次祭 神事の進行は上社の本宮・前宮と同じもので、神饌の三方を一つずつリレー形式で下げて神事は終わります。その時の「てっせん」ですが、初めて参観した時は何をするのかどんな字を書くのか知りませんでした。今は「献饌・撤饌」と“普通に”わかっていますが…。

 今日まで、月次祭は上社でしか見学したことはありませんでした。その“見た目の質素”さに比べれば、巫女さんが加わった下社の神事は規模・色ともにぎやかなものでした。

 後日、「当日が4月の月次祭だった」ことに思いが及びました。人間にとっては新しい年度ですから、1年生の巫女さんが研修を兼ねて参加したのかもしれません。