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前宮月次祭(つきなみさい)

 平成15年7月27日のことです。前宮社務所前の駐車場は異常に混雑していました。たまにはこういう事もあるのかと思いながら車を降りると、夏というのに背広を着用した数人の男性が人待ち顔です。その中には見慣れた諏訪大社大総代の顔が見られ、社務所前には手水の桶などが置かれていることから、何かの神事があることがわかりました。

前宮月次祭 本宮から来た(と思われる)車から宮司や権宮司が降りるのを見て、今日のタイミングの良さに感謝しました。先回りして民家の陰から十間廊横の石段を上がってくる行列を撮ってみました。先導の神職の後に続くのは松本宮司です。撮影後は、先頭を歩くのは畏れ多いと列の最後尾について行きました。

月次祭 一行は開かれた拝門をくぐり、神職は本殿の左、大総代は右に詰めました。神事が始まり笛や杓拍子が聞こえてきますが、蔀戸(しとみど)でさえぎられ、その姿はわずかに見えるだけです。最後は、大総代代表が玉串を納めて終了というシンプルな神事でした。巫女さんの舞でもあると華があって…、と思(願)うのは私が興味半分で見るギャラリーだからでしょう。

 調べると、毎月27日に行われる「月次祭」でした。日毎の「日供(にっく)」は横の透かし塀から入るので、解放された拝門から本殿を見るのは今日が初めてでした。