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新野諏訪神社 下伊那郡阿南町新野 17.10.23

 国の重要無形民俗文化財「新野(にいの)の雪祭り」は伊豆神社で行われます。新野の街を挟んでその伊豆神社と対になる位置に諏訪神社があることを知りました。新野にあるので「新野諏訪神社」としましたが、諏訪大社との関わりがどのようなものかは全く分かりません。県南に行くほど晴れの確率が高くなるというので、小雨の中自宅でウジウジしていても、と愛知県境まで遠征することにしました。

新野諏訪神社

新野諏訪神社 手書きの「諏訪神社」に導かれて右折しました。直ぐの突き当たりに鳥居が見えると、脇にある石柱に「一ノ宮 諏訪神社参道」とあるのが読めました。なぜ「一ノ宮」なのかわかりませんが、取りあえずその先を目指しました。

新野諏訪神社拝殿 拝殿の左に、社務所とそれに隣接した今風の新しい建物があります。すべてが古びてしまった神社が多い中で、今でも祭りが途絶えることなく続いているのでしょうか。
 沢音が近くに聞こえるのですが、目で見る境内は静まりかえっています。境内を一周りしてから昼食としました。

 道の駅「千石平」で購入した「松茸御飯」は、その微香が名のみの御飯ではないよと訴えているようですが、黒色チラホラ細片がシイタケのように思えて…。さらに、売店ではサンプルの真ん中で光っていたクリが未だに出現しません。神社の境内で一人ボヤいても「350円では期待する方が無理ムリ」と神様に笑われるのがオチなので、最後にかき集めた一塊を早々に噛み下しました。

(新野)諏訪神社の拝殿内 拝殿の賽銭投げ込み用の窓から覗くと、定紋幕に梶の葉があるのが見えました。天井からは、写真では一部しか写っていませんが「湯飾り」が下がっています。この神社では「湯立て神事」があるのでしょうか。

新野諏訪神社の神紋 諏訪神社であることを示していたのがもう一つありました。拝殿前の灯籠です。火袋に、上社の4根梶が彫られていました。竿には「昭和3年」「即位記念」とありますが、誰の即位なのか分かりません。時期的に見て昭和天皇に間違いないと思いますが、“構想”から準備(奉賛金集め)を経て完成までに3年を要したということでしょうか。

 民俗資料館で手に入れた「新野の雪祭り」のしおりには、諏訪神社の例祭が書かれていました。

 1月13日早朝に「お下り」と呼ぶ伊豆神社より諏訪神社へ神輿の渡御が行われ、その後諏訪神社で祭りの試楽や例祭が行われる。翌日は「お上り」で、諏訪神社より伊豆神社へ神輿の遷御の行列が向かう。

 また、新野の霜月神楽として12月14日に湯立神楽が奉納される、とあります。さらに、諏訪神社は「伊豆神社の一之宮」であることもわかり疑問が一気に解消しました。