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e-Tax'16騒動記 28.3.2

 e-Taxとは「国税電子申告・納税システム」のことです。しかし、「年末調整」で知られるように、ほとんどの給与所得者には関係ないシステムでしょう。私も、最下層ですが「年金等の所得が400万円以下」に入るので申告の義務はありません。
 ところが、妻は、ささやかですが(私から見れば)資産家で、幾ばくかの収入があります。今までの青色申告は義姉にお願いしてきたのですが、高齢ということで“辞退”されてしまいました。そのお鉢が私に回ってきたのが、e-Taxを始めたきっかけです。

住基カード
このカードは見本です。

 一年ぶりに e-Tax のサイトを開き、「データの引き継ぎ」にチェックを入れると、後は金額を修正するだけで終わりました。これで面倒なことが一つ片付いたとホッとしたのですが、税務署へ送信する際に必要な「住基カード」のパスワード(以下 PW)入力でエラーになります。打ち間違いかと再入力しても受け付けません。e-TaxのPWと共通だったと思い直しましたが、それにも反応しません。

 住基カードのPWは、連続5回の誤入力でロックされます。そのことを知っていたので、3回目の拒否に会うと、ここが正念場となります。「いったん中断すれば」とパソコンの電源を落としますが、それは甘い考えで、再開しても同じです。あと1回ともなれば、返って性根が据わります。役場へ再申請する労をいとわなければ、新しいPWを設定してもらえるからです。

 結局はロックされてしまい、妻に役場へ行ってもらいました。今までPWを忘れるドジな人はいなかったのでしょう。担当職員は再設定に慣れていないらしく、(多分マニュアル片手の操作に)五人ほど集まって見守ったそうです。もちろん、PWの打ち込みは申請者だけしかできません。

 改めて旧PWを見つめると、忘れることがない文字列であるのにも関わらず、最後の一文字がありません。前回はメモを見ながら打ち込んだのですが、関係書類に備防(びぼう)として書き写す際に書き残したようです。新PWでは順調に進み、税務署へ無事申告書を送信できました。

 「ぼうび(録)」を変換しても候補が表示しません。ネットで調べると、「備防」が正でした。何十年も「防備」で過ごしてきましたが…。