「諏訪湖流域下水道」マンホールの蓋です。これは諏訪市博物館の近くで撮りました。見ての通り、「建て御柱」を題材にしたものです。新設の下水道工事があれば鮮やかな色で観賞できますが、ここではすでに剥がれたり日に焼けています。
この蓋は「6年毎に替える」という話は、今のところ聞いていません。
「山から里に御柱を曳き出す」のが文字通りの「山出し」で、地元ではその曳行路を「御柱街道」と呼んでいます。その道脇に、上写真と同じものを見ました。
ストリートビューで確認すると、確かに「建て御柱」をデザインした御柱のマンホール蓋です。なぜ、ここでは石碑に昇格したのかまったくもって不思議ですが、右には大きな「御柱街道」碑があるので、それに付随したものであるのはわかります。
それ以上に不可解なのが左にある碑で、キリスト教関連の紋章にも似た図柄を長らく怪しんでいました。
それが同じマンホールの蓋と気が付けば、(画像検索で)茅野市の市花「リンドウ」をあしらったものと理解できました。
(塩羊羹で知られる)新鶴で秋のお菓子を買って秋宮に向かう道で、「色が違う」マンホール蓋があることに気が付きました。よく見ると、デザインも記憶にあるものと微妙に違っています。
自宅で比較すると、下諏訪町バージョンとも言えるものでした。