今でもフッと思い出すことがあるので、このページにまとめて紹介しました。2006年6月23日のタイムスタンプがあるので(今でもため息が出てしまう)13年前のこととなります。
倒壊した祠から何か白いものが見えたので正面に回り込むと、少しだけ退いてしまったキツネが睨んでいました。
衣装は色あせて朽ちかけていますが、旧住民が「せめてもの」としてお化粧直しをしたものと想像してしまいました。
右側の祠に石碑状のものが見えます。覗き込むと、「蚕玉神」が読めます。屋根がまだその役割を果たしているのか、赤と青の彩色が少し残っていました。
その時の記憶と違い緑がかっているのは、コケと言うより、新緑の反射で色かぶりを起こしたためでしょう。