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山神宮「お腰掛」再拝 山梨県甲斐市菖蒲澤

お腰掛再拝 '21.10.3

 去年の今頃参拝した、『山神宮のお腰掛』のその後です。隣接する八幡宮の由緒を確認するために再訪しました。

山神宮

山神宮のお腰掛 道路脇に立つ注連柱が、新造の石造りに変わっています。「んっ」とその奥を透かすと、注連柱と同様に枯れ具合最高潮だったお腰掛も写真のようになっていました。
 因みに「お腰掛(おこしがけ)」は韮崎市周辺の呼称で、甲斐市となったここでの正式名称はわかっていません。山神宮は、名前通りに山の中の神社という立地ですが、少し下れば果樹園が広がっています。しかし、人家が一軒も見えないので聞き込みもできない状態です。

旧お腰掛 言葉では伝わらないので、去年の10月28日に撮ったものを並べました。
 その時は、丸太というか黒木造りが白骨化して異様と言えば異様ですが、いい味を出していました。もちろん、それは立ち寄り参拝者の感想であって本来の姿を表したものではありません。

山神宮のお腰掛

 近づけば、礎石の上に組まれた部材は滑らかに加工され防腐剤が塗られています。もう、私の年では、今後更新されたものを拝観することはないでしょう。
 前回は「お腰掛と、内に見える磐座は別物」としました。しかし、同じ参拝線上にあることから、改めてその関係を探りました。結局は、文字が刻まれていない自然石と再確認できただけで、両社の繋がりは見つかりませんでした。

 お腰掛の更新はすでに絶えていたと考えていましたが、まだ祭祀者は健在でした。この景観は今後50年は続くと見ましたが、詳細は不明のままで隣の八幡宮へ向かいました。