「溶けるにはまだ早い時間ではないか」と明るくしてみれば、船の航跡とした筋状のものは氷の割れ目に見えます。過去の結氷画像で確認すると同様の模様があり湖面の色も均一なので、私も「諏訪湖は全面結氷した」と認定しました。
解氷というか無結氷というか、結氷しなかった部分との境が判別できるので、7日は全面結氷したことが証明できました。
東岸の氷には白い縁取りが見られるので、湖中の氷が打ち寄せられたことがわかります。この日は一日中西風が強く、寒い一日でした。
一日中薄曇りでしたが、釜口水門近くに、氷上に積もった雪が白く写っていました。Webニュースでは油氷(透明)の全面結氷を報じていましたから、撮影の時点では湖面は氷に覆われていたと考えられます。
冷え込みが緩かったので、東側の三分の一は結氷しなかったように見えます。
…雲の下でした。
氷上に積もった雪が溶けなかったということでしょうか、結氷部がクッキリと写っています。昨夜の−10°という冷え込みから「もしや」と明るくしてみましたが、どうやら「全面結氷ならず」のようです。
10時37分で「これ」です。今日は日中の気温が上がったので、このまま開口部が広がり、明けの海に…。
雪が溶けたのか、氷本来の色に変わっています。
薄曇りで心配したのですが、結氷部はハッキリとわかります。釜口水門寄りは変化がありませんが、諏訪市側は解氷が進んでいます。やはり、明けの海か…。
昨夜は結構冷えた(と思ったが諏訪市では−6.6度だった)ので、一夜氷が張った可能性があります。10:37の撮影時間には溶けていたとみられ、結氷部が徐々に縮小しているのがわかります。
朝刊に、〔諏訪湖の御神渡り「明けの海」を宣言〕のタイトルがありました。それに合わせて、『2022年版 諏訪湖の結氷状況』を終了しました。